マレーシアのカジノ情報

1.マレーシアのカジノの基本情報

1-1.マレーシアのカジノ基本情報

マレーシアのカジノはゲンティンハイランドというクアラルンプール中心部から車で1時間程の場所にあります。
山の頂上(標高1,700m) となり、東南アジアですが気温が低く、現地では常春と言われています。マレーシアはイスラム圏の国となるためキャンブルは基本的には違法ですが唯一、ゲンティンハイランドだけは政府公認のカジノとなります。

1-2.服装(ドレスコード)

ゲンティンハイランド内には2つのカジノがあり、グランドゲンティンとスカイカジノがあります。
グランドゲンティンは短パン、Tシャツなどのカジュアルな恰好でも入場可能です。一方でスカイカジノは短パンでの入場は不可です。ドレスコードに関しては不要ですが、山の上で肌寒いのとカジノ内のエアコンが効いていることから長ズボンにジャケットなどを羽織って行くのが理想です。
帽子やサングラスは不可。大きな荷物の持ち込みも不可であるため小さめのショルダーバックを持っていくことをおススメします。

1-3.予算

マレーシアはシンガポールや香港と比較すると大分物価は安いので1,000MYR(25,000円)程度で十分に遊べます。

入場料も無料で周りにある飲食店も安い為、交通費やホテル代も込みで2,000MYR(5,0000円)もあれば事足ります。また、国内の両替所のレートも良いため、市内地であればどこで両替しても安心です。カジノ内のレートは多少レートが悪いですがさほど気にはならない程度です。

1-4.客層

客層の大半はマレーシアチャイニーズになります。国内では少数派のインド系チャイニーズもカジノが大好きです。
一方で国内の人口の60%の割合を占めるマレーシア人(ムスリム)は宗教上、ギャンブルを善としないためあまりいません。

1-5.年齢制限

カジノへの入場は21歳以上とされていますが入場時に厳密な年齢確認はない為、ある程度大人な容姿であれば入場ができます。
しかし、念のためID(パスポート)は持参することをおススメします。当然ながら子供の入場は認められていませんが、マレーシアは比較的年齢確認においては規制が緩い国です。
※メンバーカードを作る際にはIDは必須で年齢確認もあります。

1-6.喫煙可否

禁煙エリアが一部ありますが、大半のエリア、テーブルで喫煙可能です。

歩きたばこもある程度容認されています。マナーが悪い客などはその辺に吸い殻をポイ捨てしています。きちんと灰皿は設置されているので念のため喫煙マナーは守りましょう。一方で2019年から飲食店での喫煙規制が施行されているため、カジノ外での喫煙時は注意が必要です。

1-7.その他初心者が注意すべきこと

カジノ内では特に規制も緩く最低限のルールを守れば問題はありません。写真撮影はNGです。
マレーシアのカジノではどちらかといえばカジノの入口を出た後のほうが注意が必要です。
売春婦の斡旋やぼったくりタクシー、更にはフェイクポリスが何かしらの言いがかりをつけて現金をだまし取ることもあります。カジノで大勝ちをした際には負けてお金が無いような振る舞いをすることも重要です。

2.マレーシアのカジノゲーム

2-1.カジノについて

一般的なゲームは大半プレー可能です。
特に人気を誇るのがバカラ、ポントゥーン、ルーレットの3つです。
残念ながらブラックジャックはゴールドカード会員以上でないとプレーできません。

従って、大半のブラックジャック好きはポントゥーンをプレーすることになります。その他にもテキサスホールデムやスリーカードバカラなども人気です。

2−2.ポーカールーム

ポーカールームはスカイカジノのゴールドメンバーフロアにあります。
カジノのメンバーカードが必要です。パスポートがあれば簡単に作ることができます。
こちらのポーカールームは2020年の3月にオープンしたばかりで今は試験的に開放しているようです。(2020年11月現在はコロナの影響で閉鎖中)
ブラインドは5-10MYR, 10-20MYR, 50-100MYRとなり、200-400MYRも立つ頻度は少ないですが存在します。最低バイインは50BBで、マックスで100BBとなります。
またレーキは5%となります。
※1MYR(マレーシアリンギット)=約25円

2-3.ポーカールームでのプレイの仕方

プレーするまでの流れは他国のポーカールームと一緒になります。

  1. ポーカールームの受付で申し込みをする。
  2.  チップを購入する。
  3.  席番号の札を選ぶ(くじ引き)
  4. 引いた席の場所に案内される
  5. 最初にゲームに参加する際にBB分をベットする必要があります
    ※BBが来るまで待つのもOK

2-4.プレイヤーの特徴

マレーシアでは今回のポーカールームがオープンするまで公的にポーカーが打てる環境がありませんでした。
従ってプロの大半がオンラインポーカーで生計を立てており、中には世界で活躍するプレーヤーも沢山います。今回のオープンで視察に言った感じ50%位はプロ(セミプロ)、50%くらいは素人(フィッシュ)といった印象でした。国内のポーカー人口は決して少なくない為今後は世界各国からプレイヤーが集まるポテンシャルは秘めております。

2-2.バカラ

マレーシアでカジノに来るのは基本的には中華系のマレーシア人です。
その半数以上のプレイヤーがバカラを好みます。しかし、バカラをプレーするうえでの一番の楽しみでもあるカード絞りは原則できません。(ゴールド会員以上はカードを絞ることができます。)
ルールはノンコミッションバカラでバンカーが6の目で勝った際の控除があります。タイ(8倍)やペア(11倍)にもベット可能ですがバンカー6へのベットはできません。
ゴールド会員以上であればルールはコミッションバカラでバンカーが勝つと5%、カジノ側に持っていかれます。また、ゴールドルームではインシュランスも賭けることができます。

2-3.ポントゥーン

ゲンティンハイランドではゴールドメンバー以上でなければブラックジャックはプレイできません。従って、大半がポントゥーンをプレイします。ポントゥーンは10のカードが入っておりません。これはプレイヤー側がブラックジャックが出にくいかつディーラーがバーストしにくいというデメリットになります。
一方で、ポントゥーンでは21が出た時点で勝利が確定するというメリットがあります。もちろんブラックジャックが出た際の配当は2.5倍となります。
さらにポントゥーンにはジャックポットもあり777で21を出すなど特別な目の際に一攫千金のチャンスもあります。

3.マレーシアにあるカジノ

3-1.ゲンティンハイランド(Genting Highland)

前述の通りマレーシアにあるカジノはゲンティンハイランドのグランドゲンティンとスカイカジノの2か所となります。
同じ敷地内にある為、一日で両方のカジノを行き来することも可能です。ゲームの多様性と広さを取るならグランドゲンティン、綺麗さと人ごみの無さを重視する方はスカイカジノをおススメします。

3-2.グランドゲンティン

グランドゲンティンは世界中にカジノを所有している巨大企業、「ゲンティン・グループ(Genting Group)」が運営しているカジノでゲンティン・ホテルの1Fが全てカジノフロアとなっております。

遊べるゲーム

  • バカラ
  • ポントゥーン
  • ルーレット
  • ブラックジャック ※ゴールドメンバー以上
  • カリビアンスタッドポーカー
  • シックボー(大小)
  • ハイゴウポーカー
  • テキサスホールデムポーカー ※対ディーラー
  • スロット3000台以上
所在地 Genting Grand,Genting Highlands Resort,69000 Genting Highlands,Pahang,Malaysia
入場料 入場料無料
営業時間 24時間
URL https://www.rwgenting.com/

3-3.Sky Casino(スカイカジノ)

スカイカジノはゲンティン内でも後発でできたカジノであるため最新の機械ゲームなどが導入されている現代型カジノとなります。
中でも、29フィートある7つの巨大スクリーンに映る最新のゲーム機はマレーシアにしかない世界唯一のシステムとなります。テキサスホールデム(対プレーヤー)がプレーできるのも当カジノ内となります。

遊べるゲーム

  • バカラ
  • ポントゥーン
  • ルーレット
  • ブラックジャック ※ゴールドメンバー以上
  • カリビアンスタッドポーカー
  • シックボー(大小)
  • テキサスホールデムポーカー ※対プレイヤー
  • スロット各種
所在地 Level 1&2,Sky Avenue,Genting Highlands,69000 Genting Highlands Pahang,Malaysia
入場料 無料
営業時間 24時間
URL https://www.rwgenting.com/

4.マレーシアカジノの周辺情報とその他の情報

4-1.ゲンティンハイランドの一大リゾート化計画

ゲンティンハイランドではカジノ以外のエンターテインメントも豊富です。
買い物もできるため、退屈することはありません。
また、2021年にはUSM(ユニバーサルスタジオマレーシア)も開園予定で今後リゾート地として注目を浴びる可能性を秘めているエリアです。

4-2.マレーシアへの日本からの行き方

日本からマレーシアの首都クアラルンプールへは飛行機で片道約7時間です。
東京、大阪を中心に札幌、名古屋、福岡などの地方都市の国際線でも渡航が可能です。
格安のLCC(エアアジア)も利用でき安いチケットだと往復で5万円以下のものもあります。

4-3.空港からのアクセス

基本的にタクシーで直行することがおすすめです。クアラルンプール国際空港からの所要時間は約2時間。200MYR(5,000円)程度でいけます。節約したい方はバスでKLセントラル駅まで行きそこでバスを乗り換えます。山頂付近でロープウェイに乗ってカジノのあるホテルまで観光気分を味わうこともできます。

4-4.カジノ周辺のホテル

カジノの周辺には5つ星のホテルから安いモーテルまで100を優に超える程、多くのホテルが点在します。しかしマレーシアは世界一5つ星ホテルが安い国として知られており、有名なホテルに1万円程度で宿泊することができます。
カジノ目的の人は周辺の5つ星ホテルへ、その他観光や夜遊びを楽しみたい方はクアラルンプール市内の55つ星ホテルに宿泊することをおススメします。

4-5.カジノ周辺の夜遊び

上述しましたが本格的な夜遊びをする際にはクアラルンプール市内に宿泊することをおススメします。ただし、ゲンティンハイランドの敷地内にバーやクラブもあるため特に退屈することはありません。
また、ゲンティンハイランドのカジノ周辺には売春を斡旋するエージェントがウロウロしています。女性も近くに待機しているため実際に見て値段交渉をします。相場は200MYR~300MYR(5,000円~7,500円程度)でホテルの部屋を取っていることが必須です。中にはホテル込みで提案してくるエージェントもいます。