スリーカードポーカーの基本ルール
1-1.スリーカードポーカーとは!?
スリーカードポーカーはバカラやブラックジャックと比べると人気では劣りますが、あらゆるカジノでプレイされている人気ゲームの一つです。
従来のポーカーと同様、役の強さを争うゲームでその手役の強さによって配当も変わる為、一攫千金も可能なゲームです。
一方でシンプルな運だけのゲームでは無くブラックジャック同様、勝負するかしないかの選択を迫られるという特徴もあります。
1-2.スリーカードポーカーの基本情報
手役の強弱を競うゲームにおいて、各役の出現率を考慮することは必須です。
スリーカードポーカーの場合、通常の5枚で行うカリビアンスタッドポーカーと比べ役の出現率が圧倒的に低くなっています。ペアになる確率は16.94%。その他の役の出現率はさらに低く、大半がハイカード（手役なし）となりその確率は74.39%もあります。
したがって、たとえ自分の手札がハイカードでも十分の勝機があるのがこの3カードポーカーの魅力です。
ペアがあるなら勝負確定。たとえ手役がなくても、手札に「Q」「K」「A」が一枚でもあるなら勝負感でベット。これがスリーカードポーカーのベーシックな攻略法です。
各手役の組み合わせ数と出現率
| 出現役 | パターン数 | 出現率 |
| ストレートフラッシュ | 48パターン | 0.2172% |
| ストレート | 720パターン | 3.2579% |
| フラッシュ | 1,096パターン | 4.9593% |
| ペア | 3,744パターン | 16.94123% |
| ハイカード | 16,440パターン | 74.3891% |
2.スリーカードポーカーのゲームの流れ
まず初めにアンティにチップを置きます。
アンティとは参加費で、アンティに賭けるということはゲームに参加するという意思表示になります。
カードが配られ、FoldかCallを選択
アンティにチップを賭けるとカードが配られます。
ここでプレイヤーは手札を見て、FoldかCallを選択しなければなりません。
Fold：勝負から降りる
Call：勝負する
勝負する場合はアンティに賭けていたチップと同額のチップをコールに置きます。
Foldした場合は、アンティに賭けたチップが没収されます。
コールにチップを賭けると、ディーラーの伏せてあるカードがめくられます。
プレイヤーの手札がディーラーの手札よりも強ければ配当がもらえます。
配当は、賭けた分のチップの2倍です。
例えば、アンティに1ドル賭けていれば、コールも含めて、4ドル貰えることになります。
また、役に応じて配当が変わります。（配当については後で触れていきます。）
ここまでがスリーカードポーカーの一連の流れです。
次に役が揃わず、ディーラーが勝負から降りるパターンを解説していきます。
ディーラーが勝負から降りた場合はどんな手役であろうともプレイヤーの勝ちです。
ディーラーは手役が無くQ以上のハイカードがない場合は強制的に勝負から降りなければなりません。
ディーラーが勝負から降りた場合の配当は、アンティに対する配当のみで、コールに賭けた分の配当はプレイヤーに戻ってきます。
つまり、アンティに1ドル、コールに1ドル賭けていた場合は、アンティに対する配当が1ドル、コールに賭けていた分のチップが戻ってくるので、合計3ドルの配当です。
次のもう一つのベット箇所であるペアプラスに賭けた場合の流れについて説明していきます。
アンティとペアプラスに賭ける
ペアプラスはアンティとは別で、役が揃うかどうかに賭けるサイドベットになります。ペアプラスに賭けて役が揃えば配当を貰うことができます。
ペアプラスにかけて役が揃い尚且つ勝利すると、アンティ・コールに対する配当だけでなく、プラスαでペアプラスに対する配当も獲得できます。
もし、役が揃わなければペアプラスに賭けた配当は没収されます。
ペアプラスの配当は役に応じて変わります。
3.スリーカードポーカーの役の種類と配当
スリーカードポーカーの全手役とアンティ、ペアプラスの各配当について説明していきます。
先ほども触れましたが、アンティに賭けていた際、手役に応じて配当が異なります。これをアンティボーナスといいます。
強い役ほど、アンティボーナスも高くなります。
| 配当 |
| アンティボーナス・・・5倍 |
| ペアプラスボーナス・・・40倍 |
| 配当 |
| アンティボーナス・・・4倍 |
| ペアプラスボーナス・・・30倍 |
| 配当 |
| アンティボーナス・・・2倍 |
| ペアプラスボーナス・・・6倍 |
| 配当 |
| アンティボーナス・・・2倍 |
| ペアプラスボーナス・・・4倍 |
※上記の表を見てお分かりの通り、スリーカードポーカーではフラッシュよりもストレートの方が強い役となります。
| 配当 |
| アンティボーナス・・・2倍 |
| ペアプラスボーナス・・・2倍 |
| 配当 |
| アンティボーナス・・・2倍 |
| ペアプラスボーナス・・・0倍 |
使用カードの強弱
スリーカードポーカーにおけるカードの強弱は、他のポーカーと同じようにAが最も強く、２がもっとも弱いカードとなります。
プレイヤーとディーラーの手役が同じ場合、手役を構成するカードの強さを比較することになります。
４・５・６のストレートよりも５・６・７のストレートのほうが強くなります。これはハイカード（手役なし）でも同様です。手札のなかでもっとも強いカードどうしの強さを比較します。
| 手役 | アンティボーナス | ペアプラス |
| ストレートフラッシュ | 5倍 | 40倍 |
| スリーカード | 4倍 | 30倍 |
| ストレート | 2倍 | 6倍 |
| フラッシュ | なし | 4倍 |
| ペア | なし | 2倍 |
| ハイカード | なし | なし |
ペアプラスはディーラーがFoldした場合でも配当を獲得することができる一方で、配当を獲得することができるのはペア以上の役が成立した際の約25％くらいの確率となる為、ハイリスクハイリターンのベット法となります。
4.スリーカードポーカーの控除率
スリーカードポーカーは他のカジノゲームと比較すると控除率は低くアンティのみに賭けた場合約2%となります。
しかし、上述した通りペアプラスでの配当が大きいことからついペアプラスにもベットしてしまいがちです。
その場合は約5％の控除率となる為カジノ側はペアプラスボーナスで稼いでいると言っても過言ではありません。
ただし日本の公営ギャンブルと比較すると控除率は格段に低い為、是非プレイしてみてはいかがでしょうか。
日本の公営ギャンブル
| JRA競馬 | 20～25% |
|---|---|
| パチンコ | 15～20% |
| 宝くじ | 50% |
| 宝くじ | 50%～60% |
| サッカーくじ(toto) | 50% |
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