ルーレットの基本ルール

1.ルーレットとは

1.ルーレットとは

ルーレットはご存知の通り、投げられたボールがどこに入るのかを当てるという大変シンプルなゲームです。
19世紀にフランスで生まれた歴史のあるゲームで、現在も尚カジノの女王と呼ばれ世界中の人々に親しまれています。

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2.ルーレットの種類

2.ルーレットの種類

ルーレットにはヨーロピアンルーレットとアメリカンルーレットの2種類があります。

ヨーロピアンルーレットは0~36の計37個の数字、アメリカンは0~36に00を加えた計38個の数字でプレイします。それぞれの控除率は以下の通りです。

アメリカンルーレット

期待値 94.7%
控除率 5.3%

ヨーロピアンルーレット

期待値 97.3%
控除率 2.7%

基本的にはアメリカンルーレットは期待値が低いためオススメしません。従って、本サイトでは主にヨーロピアンルーレットのベット方と配当について解説していきます。

3.ルーレットの賭け方

3-1.ルーレットの賭け方

ルーレットはボールがどこに入るのかを当てるとてもシンプルなゲームですが、賭け方と配当が様々で非常に奥深いゲームともいえます。

例えば、レッドORブラックのどちらかに賭けたり、高配当を狙い1つの数字に賭けたり、一度に4つの数字に賭けたりとさまざまな楽しみ方ができます。
複数の賭け方を組み合わせることも可能なため、初心者でも気軽に楽しむことができます。

3-2.賭け方の名称と配当

上述した通り、ルーレットには多岐にわたる賭け方が存在します。その配当は2倍〜36倍と様々です。
その賭け方を一つずつご紹介します。

3-3.インサイドベット

インサイドベットとは、数字のエリアに賭けることを言います。

1つの数字にだけではなく、複数の数字にまたがってベットすることも可能です。ベットする場所によって配当も変わります。それではインサイドベットの種類を詳しく説明していきます。

ストレートアップ
ストレートアップとは一つの数字に賭けるベット法で配当は36倍になります。ルーレットにおいての最高倍率の払い戻しになります。

スプリット
スプリットベットとは、縦または横に隣接している2つの数字にベットする方法です。配当は18倍。
選んだ2つの数字の間にチップを置きます。ボールがどちらかの数字に止まれば勝ちとなります。

ストリート(トリプル)
ストリート(トリプル)とは3つの数字にベットする方法です。配当は12倍。
水平方向に並ぶ3つの数字の端と、0・1・2(0・2・3)の中央に置きます。
ボールが選んだ3つの数字のいずれかに止まると勝ちとなります。

コーナー
コーナーとは、例えば13-14-16-17のように正方形上に配置されている4つの数字にベットする方法です。配当は9倍。
4つの数字の中央にチップを置きます。ボールが選んだ数字のいずれかに止まると勝ちとなります。

ライン
ラインとは2つの隣接するストリート(6つの数字)にベットする方法です。配当は6倍。
2つのストリートの間にチップを置きます。ボールが選んだ数字のいずれかに止まれば勝ちとなります。

3-4.アウトサイドベット
アウトサイドベットとは、数字の外側のエリアに賭ける方法のことを言います。
レッドとブラックのどちらにベットするか、という賭け方がこの方法の代表例です。
他にも偶数奇数などアウトサイドベットにもいくつか種類があり、それぞれ配当も変わります。

コラム
コラムとは横一列12個の数字にベットする方法です。配当は3倍。
横一列の外側の枠内にチップを置きます。1番下の段の数字は全て3の倍数となります。ベットした列のいずれかの数字が出ると配当が得られます。

ダズン
ダズンとは横4つの連続した列の12個の数字にベットする方法です。配当は3倍。

1st 12 1から12の数字
2nd 12 13から24の数字
3rd 12 25から36の数字

ベットした枠の数字のいずれかが出ると配当が得られます。

ローORハイ
ローORハイとは数字の前半、後半に分けてベットする方法です。配当は2倍。
ローナンバーの場合は1~18の枠内、ハイナンバーの場合は19~36の枠内にチップを置きます。
「0」はローナンバーには含まれません。

イーブンORオッド
イーブンORオッドとは奇数偶数がけのことです。配当は2倍。
偶数(イーブン)にベットする場合は偶数の枠内にチップを置きます。
奇数(オッド)にベットする場合は奇数の枠内にチップを置きます。
「0」はどちらにも含まれません。

レッドORブラック
レッドORブラックとは黒賭けのことで、全ての、全ての黒にベットします。配当は2倍。
赤18個の数字にベットする場合は赤◇の枠内にチップを置きます。
黒18個の数字にベットする場合は黒◇の枠内にチップを置きます。
「0」はどちらの色にも含まれません。

4.ベットと払い戻しについて

4-1.ベットするタイミングについて

前のゲームが終わり精算が終了したらチップを賭けることができます。厳密に言えば前ゲームで当選していないエリアには先置きすることは可能です。制限時間はありませんがディーラーがある程度タイミングを見計らってボールを投げ込みます。

ボールがスピンしている間の5秒間くらいもベットが可能です。
過去にディーラーが投げ込む角度とスピードを計算してラスベガスで大勝ちしたプレイヤーもいたようですが5秒間でのベットには限界があるため必勝法とは言い難いです。

4-2.払い戻しについて

スピンが止まったら、ディーラーが当選した数字に駒のようなものを置きます。その後、払い戻しの無いチップを全て排除し当選チップ一つずつに配当の払い戻しをします。

5.注意点とまとめ

5-1.ルーレットの注意点

ルーレットでは複数人のプレイヤーが同時にプレーをする為カラーチップを使用します。これは誰がどこに賭けたかを明確にする為です。特にインサイドベットのゾーンにはチップが乱立するため自分がどこに賭けたかを明確にする必要があります。

ディーラーはプレイヤーの賭け方や特徴を見て色付きチップを支給します。
アウトサイドベットに関してはあまりチップが乱雑しない為、他のテーブルで使用しているチップと同様のものでも問題ありません。

5-2.最後に

ルーレットはランダムに入る数字を当てるゲームですが、長くやっていくと高い確率で偏りが出てきます。
たとえば黒よりもの発生確率が高くなったり、特定の数字が短時間のうちに何度も入ることが頻繁に起こります。 何度も続いているから違う数字になるといった逆張りよりも、現在の流れを汲み取った順張りをした方が勝ちやすいと言われています。

ゲームフローは完全な運任せですが、流れを読む洞察力がある人はコンスタントに勝ちを重ねることができます。