世界のポーカートーナメントまとめ

1.世界のポーカー事情

1.世界のポーカー事情

日本ではまだまだ認知度が低いテキサスホールデムポーカーですが、世界を見渡すとポーカーを職業としているプレイヤーが数多くいます。

アメリカの子供にとってはポーカープレイヤーは、なりたい職業ランキングでも常に上位にランクインしております。

アメリカで開催されるワールドシリーズオブポーカー(WSOP)という世界最大のポーカートーナメントは、アメリカでは地上波で放送されるほどの人気ぶりです。

なぜ、ポーカーはここまで人々を魅了するのでしょうか?

1つは、やはりゲーム性の面白さ。
この記事を読んでいる方は、ポーカーをやったことがある方や興味がある方がほとんででしょうから、ポーカーの魅力をあえて説明する必要はないでしょう。

もう1つは、やはり世界大会で優勝すると莫大な賞金と名声を得ることができることではないでしょうか?
ワールドシリーズオブポーカー(WSOP)のメインイベントの賞金は、10億円以上です。

2019年まで、参加者は年々増加し、獲得賞金もうなぎのぼりでした。

2020年はコロナの影響もあり参加者が大幅に減ってしまいましたが、1位の賞金は3億円近くとなりました。

大きなトーナメントで優勝すれば、富と名声を得ることができます。

ここではワールドシリーズオブポーカーをはじめ、世界で開催されるポーカーのトーナメントをご紹介します。

2.ワールドシリーズオブポーカー(WSOP)

2.ワールドシリーズオブポーカー(WSOP)とは

1970年から開催されている世界最大のトーナメントとして知られています。

ポーカープレイヤーであればほぼ誰もが知っているトーナメントであり、一度は参加してみたいと思う夢舞台ではないでしょうか?

第1回の大会はわずか7名と、場末のポーカー屋で開かれているしょぼいトーナメントのような大会規模でしかなかったのですが、年々参加者は増えていき、2019年は8,569名のポーカープレイヤーが参加しました。

①開催時期
毎年5月から7月にかけて開催。

②メインイベント参加費
10,000$(約110万円)

③参加方法
WSOPに参加する方法は、いくつかあります。

1.参加費10,000$を支払う
10,000$を払えば、誰でも参加可能です。

2.サテライト予選に参加する。
大会期間中、サテライト予選が開催されています。

参加費は1,000~3,000$

参加費に見合った倍率のプレイヤーがメインイベントの出場権を得ることができます。

1,000$なら10人に1人、3,000$なら3.3人に1人がメインイベントへ進めます。

また、POKERS STARSなどのポーカーアプリでも、メインイベントを商品としたオンライントーナメントが開かれております。

3.日本国内の大会などで出場権を得る
日本国内で開催されるポーカートーナメントでは、WSOPメインイベントの出場権を賞品としているトーナメントがあります。

○AJPC(All Japan Poker Championship)/全日本ポーカー選手権
開催時期 毎年8月~9月

○JOPT(Japan Open Poker Tour)
開催時期 年6回ほど開催

○MASTERS
開催時期 年末と春頃に開催

3.ヨーロピアンポーカーツアー(EPT)

3.ヨーロピアンポーカーツアー(EPT)とは

世界三大というくくりをポーカーの大会に当てはめるとするならば、EPTはその賞金額の大きさから必ず入ってくる大会になるでしょう。

もともとはWPTのスピンオフとして2004年に開催された大会ですが、年々賞金額はうなぎのぼりとなっており、現在はヨーロッパ最大のポーカートーナメントとなっております。

参加費は約5,000ユーロ(約65万円 ※1ユーロ130円で計算)で、参加人数は6,000人を超えます。

優勝賞金は2億円を超えることもあり、世界的に見てもWSOPの次に大きな規模の大会となっております。

①開催場所
ツアー形式でほぼ1~2ヶ月に1回のぺースでヨーロッパ各地のカジノを場所を変えながら開催されております。

②開催時期
ほぼ毎月。コロナの影響により、現在は開催間隔が伸びている。
詳細はこちらから。

③参加方法
1.メインイベント参加費を支払う
約5,000ユーロを支払えば、誰でも参加可能です。

2.オンラインのサテライト予選に参加する
EPTはPOKER STARSが運営しております。
POKER STARSのオンライントーナメントでは、EPTのメインイベントサテライト予選が不定期で開かれております。

参加費5$の大会もあるので、フリーロールトーナメントやチケットで参加できるトーナメントで0からお金を稼いで、EPTへの出場権を獲得するのも夢ではありません。

3.日本国内の大会などで出場権を得る
日本国内で開催されるポーカートーナメントでは、WSOPメインイベントの出場権を賞品としているトーナメントが多くありますが、スポンサーが付くということなので出場する大会を変更することができます。

○AJPC(All Japan Poker Championship)/全日本ポーカー選手権
開催時期 毎年8月~9月

○JOPT(Japan Open Poker Tour)
開催時期 年6回ほど開催

○MASTERS
開催時期 年末と春頃に開催

これらの大会で好成績を残せば、EPTへの出場権をまかなえるくらいのスポンサー費を得ることができます。

4.オージーミリオン(Aussie millions)

4.オージーミリオン(Aussie millions)とは

世界3大となると、WPTかAussie millionsかで悩むところですが、賞金額をベースにするとAussie millionsが妥当でしょう。

1998年に始まった大会で、オーストラリアのメルボルンにあるクラウンカジノで毎年開催されています。参加者は800人ほどで、南半球最大規模のポーカートーナメントです。

①開催場所
オーストラリアメルボルンのクラウンカジノ

②開催時期
毎年1月

③参加方法
1.メインイベント参加費を支払う
10,600AUD(約90万円)を支払えば、誰でも参加可能です。

2.日本国内の大会などで出場権を得る。
国内のポーカートーナメントでは、Aussie Millionsのメインイベント出場権がプライズとなっているものがあります。

また前述の通り、大きな大会で優勝すれば100~300万円のスポンサー料を賞金として獲得することができます。

5.ワールドポーカーツアー(WPT)

5.ワールドポーカーツアー(WPT)とは

2005年から開催されている世界中を転戦して行われるポーカーの世界大会です。2013年のWPTでは横澤真人さんが日本人としては初めてメインイベントで優勝し1,000万円の優勝賞金を手にしました。

WPTは開催される地域によって、参加費や大会規模も大きく異なってきます。

①開催場所
世界各地

②開催時期
不定期

③参加方法
1.メインイベント参加費を支払う

2.日本国内の大会などで出場権を得る。

6.アジアパシフィックポーカーツアー(APPT)

6.アジアパシフィックポーカーツアー(APPT)とは

APPTはアジア太平洋地域で開催されるポーカーのアジア大会になります。

ハイローラーももちろんありますが、大会参加費が前述の大会に比べて低く設定されているので、参加しやすい大会といえます。

優勝賞金は数千万円になることもあるので、ここで優勝して一気にプロポーカープレイヤーとして上の舞台を目指すことも可能です。

①開催場所
アジア各地

②開催時期
不定期

③参加方法
1.メインイベント参加費を支払う

2.国内の大会などで出場権を得る。
国内の小規模な大会などではAPPTの参加権がプライズになっているものが多くあります。
また、アミューズメントカジノでマイルを貯めることで比較的簡単に出場権は手に入ります。

3.POKER STARSのサテライトに参加する。
APPTの運営主体はPOKER STARSになりますので、POKER STARSのオンライントーナメントではプライズがAPPTメインイベント出場権のものがあったりします。

7.アジアポーカーツアー(APT)

7.アジアポーカーツアー(APT)とは

APTは2008年に設立されたポーカーツアーです。
アジアを中心に開催されるトーナメントで、日本国内でも公式予選会が開かれております。

APPTと同様に参加費は3大トーナメントに比べると比較的安く設定されておりますが、優勝賞金が1千万円を超えることもあります。

①開催場所
アジア各地

②開催時期
不定期

③参加方法
1.メインイベント参加費を支払う

2.国内の大会などで出場権を得る。
国内の小規模な大会などではAPPTの参加権がプライズになっているものが多くあります。
また、アミューズメントカジノでマイルを貯めることで比較的簡単に出場権は手に入ります。